ニトリの珪藻土マットに今となっては懐かしい「アスベスト」が混入されているということで、自主回収となっているのは皆様も知っているかと思います。
ちなみにアスベストというのは「石綿」のことで、加工がしやすく安価なため「魔法の鉱石」と呼ばれ、1980年代あたりの建築物に広く使われていました。
便利な半面、大量に吸い込むことによって肺が線維化して呼吸機能が低下したり、肺がんの原因になったりと非常にリスクが高いので、現在では使用は禁止されています。
ニトリの自主回収とアスベストについては以下にそれぞれリンクを張っているのでご参考までにどうぞ。
私の自宅には3枚ほど珪藻土マットがあり、そのうちの1枚がニトリ製でした。
割れていたり削ったりしていない限りはアスベストが飛散する恐れはないのですが、万が一ということもあり得るので、近所のニトリに返品することにしました。
回収対象に含まれているか調べてみた
ニトリ公式の見分け方フローチャートがあるので、心当たりのある方はチェックしてみてください。
回収対象になっているのは「バスマット」と「コースター」でウチにあるのはバスマットの方です。
長方形、溝なし、無地、白色、側面に光沢なしです。
キッチンに置いていたので汚くなっていて申し訳ないです…
ぶっちゃけ汚すぎなので、健康被害と関係ない自主回収なのであれば返品せずにこっそり捨てたかったです。
短い方の寸法は40センチ。
長い方の寸法は55センチ。
あとは対角線を測ります。
65センチ以上だったので回収の対象であることが判明しました。
という事でビニール袋に二重に入れてからテープで封をして準備完了です。
ニトリに持ち込み
早速ニトリに持ち込んで近くの店員さんに「あのぉ…これ、一応家で調べてきたんですけど見て頂いて良いですか?」と尋ねるとすぐに対応してくれました。
サイズを測ってすぐに「はい、回収品です。申し訳ございません」とのこと。
申し訳ないのはどちらかと言えば、使い古した汚いものを持ち込んだ私の方な気もするのですが…
会員カードから購入履歴を割り出し、2019年に購入したことが判明。別にカードは無くても問題なさそうです。
返金の伝票作成に10分ほどの待ち時間のあと、商品代金1,078円(税込)を受け取り、書類にサインをして完了。
あと、1ヶ月後くらいに500ポイントが付与されるらしいです。
終始、非常にきちんと対応して頂けました。
終わりに
現時点で販売されている珪藻土製品はすべて問題ない合格品なので、近いうちに自宅のマットを全部入れ替えようかと思っています。
これくらいのものに含まれているアスベストの量はたかだか知れていますが、安全とは言えないので持っている人は早めに返品しておきましょう。
近くにニトリが無い場合は電話やネットでも受け付けているのでそちらから。
この記事を書き終えたら今度は返品ではなくシェルフでも買いに行こうと思います。