漫画のレビューという名の感想

【レビュー】世界の終末感が半端ない「少女終末旅行」が独特の世界観で読む人の心を離さない




shumaturyokou

くらげバンチ内で連載中のウェブ漫画です。

終末世界でふたりぼっちになってしまったちぃとユーリは、愛車のケッテンクラートに乗って延々と広がる廃墟をあてもなくさまよう。日々の食事さえも事欠く、明日の見えない毎日。だけどそんな「日常」も、ふたり一緒だと、どこか楽しげだったりもして……。

原因は不明ですが、世界が滅び、文明も失ってしまった中で二人の少女のやりとりが楽しくもあり、どこか儚くもある作品です。

文明が滅んでしまっているということは、「新しく何かを生み出すことが不可能」なので、現時点において「残っているものを消費しながら生きていく」ということになります。

食糧事情も難しいようで、数少ない食料を大事に食べているようです。

兵器は配り歩けるくらいにあり余っているのに、食料はなかなか手に入らない状態であることから、文明があった頃は大規模な戦争でもあったのかなと思わせられます。

まあ、文明も人類も失った世界で武器なんてほとんど役に立ちませんよね。

見たところ、動物もいないので狩りも出来ない状態でしょうし、明日をも知れぬと言った感じでしょうか。

そんな絶望的な日常の中でも二人はわりと明るくたくましく生きています。

彼女たちの何気ない一言がときどき悟りの境地とでも言いましょうか…この世界だからこその核心をついた言葉がとても心に響きます。

斬新な内容では無いのですが、一度読めばきっと心に残る作品になると思います。

ぜひ一度読んでみてください。

 

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AZU

AZU

日本の片隅で音楽を作るDTMerです。 座右の銘は「継続は力なり」、「なるべく諦めない」 ブログでは音楽制作の記事を中心に興味のあることを書いています。

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