書評(漫画)

【レビュー】漫画「フラグタイム」はソフト百合要素がありながらも心温まる作品だった




flagtime main

最近はKindleで色々と漫画を漁る日々なのですが、このたびは表紙買いでこの「フラグタイム」を購入しました。

やっぱり可愛い女の子が表紙だと目についてしまいますね。

「時間停止×百合」というちょっと変わった作品です。

主人公の森谷美鈴(表紙の髪が短いほうね)は人と接するのが苦手でいつも1人でいる女子高生。ですが、彼女は一日に3分間だけ時間を止めることが出来る力を持っています。

世界は一日3分間だけですが、彼女のものということです。

この力を使って彼女は人付き合いを避けたり、ちょっとした人間観察をするのが日課になっています。

悪いことに使うことは出来ないとても心のきれいな(?)女の子です。

ですがとあることがきっかけで、クラスメイトの村上遥(髪が長いほうね)に時を止める力の事がバレてしまいます。

そして二人の少し変わった形の関係がスタートする、という作品です。

美鈴は引っ込み思案で分かりやすく言えば「コミュ症」、それにひきかえ遥は容姿端麗、文武両道、品行方正で誰からも憧れの目で見られる女の子です。

そんな立場も性格も正反対な二人が惹かれ合い、3分間の世界の中で密やかに、そして時には大胆に行動し、心の距離を近づけていきます。

ちなみに初めて二人で時を止めた際に遥は何の躊躇もなく服を脱ぎました。いいぞもっとやれ。

作風はソフト百合なので生々しい表現は少なく、微笑ましく可愛いと思える感じですね。

始めは美鈴のメンタルの弱さがメインですが、話が進むにつれて遥の秘密、本当の彼女を知る流れになっていきます。

この辺りはネタバレになるので気になる人は読んでみてください。

他者と向き合うようになった美鈴と自分自身と向き合うようになった遥、二人が物語の中で成長し、前に進んでいく姿に心打たれました。

全2巻と短く、もう少しだけ続いて欲しいなと思ったりもしましたが、これだけキレイな形で終わっているので、これがベストなサイズなのだな、と。

良作なのでぜひぜひオススメします。

  • この記事を書いた人

AZU

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