書評(漫画)

【レビュー】「東京自転車少女。」を全巻読んだので感想でも。少しポタリングに興味を持った




「自転車+女の子」…個人的にはものすごく好きな組み合わせです。

「○○○+女の子なら何でもいいんちゃうん?」と言われればそれまでですが、好きなものは好きなのでそれだけでOKです。

「自転車+女の子」なタイトルはいくつか読んでいるのですが、今回はその中から「東京自転車少女。」を紹介させていただきます。全11巻となっています。

 

高校進学のため、離島(どこかは不明)から上京してきたオシャレな東京ガールを目指している「島野いるか」が東京嫌いでオシャレな東京生まれの「加藤さん(名前は不明)」と出会い、自転車部で活動する中で友情を深めていく、そんな内容です。

自転車部の活動内容は競技的なものではなく「ポタリング」であり、東京の街を自転車でまったりぶらぶらしながら小さな発見を積み重ねていくというものです。

ポタリングについては以下の通りとなっています。

ポタリング(pottering)は、自転車またはオートバイであちこちを気楽にぶらつくことで、「のんびりする」とか「ぶらつく」意味の英語「potter」に現在分詞や動名詞を示す接尾辞「-ing」を付けた造語である。

自転車を用いる「散歩」的なサイクリングをいう。散走とも言う。(ウィキペディアより)

ポタリングは東京の史跡巡りがメインで、作者の方が実際に取材した内容を元に描かれているので、萌え系の作風の割にしっかりとしたものとなっています。

物語終盤にほんの少しだけ「シリアスのようなもの」がありますが、シリアスと呼べるほどの内容でもないので基本的には終始まったりとしています。

そして作風なのですが…良い意味でいえば「懐かしい」、悪い意味でいえば「古臭い」感じとでも言いましょうか。若い人にとってはある意味とても新しく感じるかもしれません。

例えば作者のコメント的なものがコマの外に結構な量で書き込まれています。大昔の漫画によくあるアレです。私もこの作品で久しぶりに見ました。

ノリ的なものもセンスとしてはかなり古臭くて、人によっては全く合わないかもしれません。90年代の漫画が好きな人であれば多分大丈夫です。

私はひたすらに「懐かしい」と思うばかりで特に受け付けないという所はありませんでした。

絵はものすごく可愛いし。作品のテーマである「ポタリング」に興味を持つことが出来たので、そういう意味ではものすごくいい作品なんではないかと思うんです。

「自転車を趣味にする」と言えばロードレーサーとかブルベ(長距離サイクリング)を連想してしまいますが、もっと身近で、もっと簡単にまったりのんびり散歩をするという楽しみ方もあり、「東京自転車少女。」はその魅力がものすごく伝わってくる作品です。

アマゾンで中身をちょっと見ることが出来るので、作風が合いそうであれば是非手に取ってみてください。全11巻ですがサクサク読めるので気軽に楽しめると思います。

  • この記事を書いた人

AZU

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