雑記

「音楽素材集をダウンロード販売したい」人のために必要な手順をまとめてみました




皆様お疲れ様です。AZU(@AZU0000)です。

今回は「音楽素材集のダウンロード販売の手順」を私なりに経験に基づいて解説していきます。

ポイントになるのは「音楽素材」ではなく「音楽素材集」であるという点です。音楽素材単体を手軽にダウンロード販売をするのであれば「オーディオストック」を利用するのが手っ取り早く、しかも管理も非常に楽です。

音楽素材販売サービス「オーディオストック」はDTMerのストックビジネスとしてどうなの?

ですが、オーディオストックは音源の審査に非常に時間がかかるだけではなく、内容によっては販売できないと判断されてしまう場合もあるので、音楽制作初心者の人には少し敷居が高い点があるのも否めません。

あ、私も何曲かボツを出されたことがあります。

まあ、そう言った「チェックがある」というのは色々な意味で勉強になる点も多いので大いに賛同できるのですが、「とにかく自分の作った曲を音楽素材で売ってみたい」 という人にとっては手軽とは言えません。

という事で楽曲のクオリティチェックがないオーディオストック以外の場所で音楽素材集を販売する方向で書いていきますね。

まずは曲作り・コンセプトを決める

はい、まずは音楽素材となる曲が無いと話になりません。これに関してはとにかく作るしか無いので頑張ってください。

曲数は「音楽素材集」なので出来れば10曲ほどは最低限揃える必要があります。

私は12曲入り以上のものが多いのですが、あまり多いと価格設定で悩むことになるので「10曲ほど」を目標にしましょう。

曲の内容なのですが、「いい曲」であることも大事ですが、それよりも「使いやすそう」なものの方が良いかと思います。

いい曲であってもゲームなどのセリフの場面で思い切り邪魔になるようであれば使いにくいので、様々なシーンを想定して制作するといいかもです。

また、単に多くの曲を詰め込むのではなくて、購入者側にとって必要なものであるかという点が分かりやすいもので固めるのも重要です。

例えば「しっとりとしたピアノ曲をメインに10曲」や「ハードなロックサウンドメインの曲10曲」などと言った分かりやすいコンセプトがあると購入者側にとっては 分かりやすいです。

私が販売しているような様々なジャンルが入っているのも悪くはないのでしょうが、コンセプトがぼやけてしまうかもしれません。

特定のコンテンツに向けて制作した素材集というものも販売において有効です。

「美少女ゲームに必要な曲をまとめた素材集」や「ホラー系の作品に必要な曲をまとめた素材集」という感じでしょうか。

色々な使い道を考えながら計画的に曲を作っていく必要があります。



価格帯はどうすればいいか

これに関しては非常に難しいです。自身の価値観でしか判断できないものなので「自由」ではありますが、市場適正価格というのは一応存在しています。

オーディオストックではBGMが1曲2,000~3,000円、ボーカル曲は5,000~30,000円と結構なお値段です。

これを参考にしてもいいのですが、あまり高価な値付けをしてしまうと、売れた時の利益は大きいのですが、そもそも全く売れないということにもなりかねません。

私の販売中のBGM素材集は大体2,000~3,000円、ボーカル素材に関しては1曲10,000円に設定しています。

色々と思うところはありますが、まとめ売りであればこれくらいが妥当なラインであると判断しています。



データ形式はどうしてる?

以前はMP3やOggでの販売がメインだったのですが、現在はWAVでの販売をメインとしています。

ハイレゾ音源が出回っている昨今、MP3の素材はあまり需要がありません。

買い手側が少しでも音質の良いものを求めているという流れから、今後はWAVでの販売が当たり前になっていくでしょう。と言うかもう既になっています。

オーディオストックも以前はMP3での販売だったのですが、現在はWAVへと切り替えています。

まあ、あそこはテレビ局なども顧客にいるでしょうし、当然と言えば当然ですね。

という事でデータ形式はWAVにしましょう。



他に必要なものは?

曲のデータ以外にも販売用のパッケージなどを作る必要があるので、ここでは最低限必要なものを紹介していきます。

 

ジャケット画像

誰か得意な人に作ってもらえるのであればそれが一番なのですが、あまりお金をかけたくない場合には自分で作る必要があります。

ですが、最低限音楽素材集であることが分かればいいだけの事なので、必要以上にクオリティにこだわる必要はありません。

私の場合は無料の写真素材のサイトなどで元になる素材を見つけてからフォトショップで加工したものを使っています。

低価格でつくるならクラウドソーシングを利用するという手もあります。

素材サイトなら以下の所なんてオススメですよ。

https://pixabay.com/

 

規約についてのテキスト

こちらに感じては最低限購入者に守って欲しい事を記載します。基本的には「著作権は放棄していない」、「二次配布禁止」、「クレジットや楽曲内容の改変禁止」という感じの内容になります。

私の場合は切り貼りやループ加工は許可しているので、自身の許容できる範囲で考えてみてください。

 

クロスフェードデモ

どんな曲が収録されているのかを購入者に聴いてもらうために必要となります。

YouTubeやSoundCloudなどにアップしておくと宣伝効果が期待できます。

オーディオデータのみであれば手持ちのDAWで、一枚絵の動画にするのであればムービーメーカーなどの標準的なソフトで十分です。

曲の聞き所をピックアップして素材集をアピールしましょう。

以下の動画は私の素材集のクロスフェードデモです。



どこで販売する?

曲のデータ、規約のテキスト、ジャケットが揃ったらそれらをひとまとめにしてZIPファイルにしておきましょう。

あとは「どこで売るか」なのですが、売る場所自体は本当にいっぱいあります。「音楽素材 ダウンロード販売」で検索すると色々と出てくるとは思うのですが、私が個人的に一番売りやすいと判断したのはDLsiteでした。

https://www.dlsite.com/

メロンブックスもダウンロード販売サイトを運営しています。

http://www.melonbooks.com/index.php?main_page=new_lineup&page=73

他にも「STORES」「BASE」といった自分のネットショップでダウンロード販売と言うのも可能ではあるのですが、この場合は顧客の呼び込みが本当に自分自身の力のみとなるので、営業力に自信のある人以外はしんどいかもです。

以下のリンクから私がDLsiteで販売中のページにリンクしているので参考程度にどうぞ。

http://www.dlsite.com/home/circle/profile/=/maker_id/RG12679.html



終わりに

駆け足で説明させていただきましたが、少しでも参考になれば幸いです。

宣伝に関してはSNSやブログなどを利用することになるのですが、あまりしつこいと私のようにフォローを切られたりしてしまうこともあるので要注意です。

宣伝も大事ですが、やはりまずはクオリティの高いものを提供するということが第一ですね。

また、この記事は今後さらに良いものにするために加筆、修正を行う場合があります。

もっと良いサービスが出てくるかもしれませんからそれに合わせていきたいなと思います。

それでは今回もお付き合い頂きましてありがとうございます。

 

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AZU

AZU

日本の片隅で音楽を作るDTMerです。 座右の銘は「継続は力なり」、「なるべく諦めない」 ブログでは音楽制作の記事を中心に興味のあることを書いています。

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