皆様お疲れ様です。AZU(@AZU0000)です。
突然ですが皆様、特に男性の方、自分の服装に自信はありますか?
私?もちろんありません。意識低い系の代表格のような人間ですので。
とは言っても特別ダサいということはありません。が、例えばデートの際に良い印象をバッチリ与えることが出来るほどのセンスはこれっぽっちも持ち合わせておりません。
ですがそんな人でも今回紹介する「服を着るならこんなふうに」を読めばバッチリなオシャレさんになること間違いなしです。
あらすじ
主人公の佐藤祐介は20代後半の営業マン。社内ではそれなりに優秀らしく、見た目も悪くないのですが、プライベートはグダグダで身の回りには無頓着。もちろん服のセンスも無く、実家の親から送ってもらう服でもOKなレベルです。
ある日、同窓会の打ち合わせに顔を出すと、かつての級友たちが何かとおしゃれになっているにも関わらず、自分は部屋着と変わらない服装だったことにひどく落ち込んで帰宅。
それを見た妹の環(たまき)が兄にファッションの手ほどきをする、というお話です。
かなりの頻度で兄妹並んで買い物に行っているのですが、ファッション以前に羨ましすぎて気が狂いそうです。
私もこんな可愛い妹にファッションの手ほどきをしてもらえていたら…と思うと涙が止まりません。
ウェブコミックサイト「ヤングエースUP」にて連載中となっていますので無料で読めますが、単行本、電子書籍も発売しているので、まとめてじっくり読みたい人はどうぞ。
私は最近fireタブレットを買ったのでKindle版で購入しました。
基本はユニクロなどのファストファッション
環が祐介を連れて最初に行ったお店がファストファッションの王様である「ユニクロ」です。
そして以降のエピソードにおいてもユニクロをメインに服をセレクトしていきます。
他にもいくつかの店名が出てきますが、ABCマート、ジーンズメイト、ハッピーソックスなどの一般的な価格設定の店なので、私のようなあまり服にお金を使えない人でも十分手に入るものばかりです。
確かにユニクロは安価でスタンダードな商品を季節ごとに流行を取り入れながら多数取り揃えているので、全体のコーディネートには最適なお店であると言えるでしょう。
また、着こなし方やコーディネートの知識についてもしっかりと解説されているので、読むほどに「なるほど」と勉強になることが多いです。
メンズファッションの基本を学ぶ教科書として極めて優秀な内容であると言えます。
ファッションでいちばん大事なこと
作中で環はいくつも名言を残していますが、中でもこれは基本でありながら一番大事なものだと思うので心に刻みつけています。
ハイブランドはしっかりと基本を押さえる事が出来るようになってからでも遅くありません。
「全身ユニクロとか引くわ…」という人もいるかもしれませんが、そういう人に限って微妙な服装だったりしますよね。
本当にセンスのある人はユニクロも含めてさまざまな組み合わせでコーディネートが出来るので、そんな偏見を持っている人はほとんどいないはずです。
終わりに
まずはおしゃれの第一歩として1巻で取り上げられたものを全て買ってみるというのも良いかもしれません。
ユニクロのスキニーフィットテーパードジーンズ、スーピマコットンTシャツ、コンバースのローカットスニーカー、イージージャケット、クラッチバッグ…とこんなラインナップですが、予算として2万円ほどあれば全て手に入ると思います。
人は見た目で判断してはいけないと言いますが、やはり見た目はとても大事です。
ファッション雑誌だとどうしてもある程度の金額のものしか紹介されないし、コーディネートもテクニカルだったりするので敷居が高いのですが、この作品であれば無理のない予算でファッションを楽しむための知識がしっかりと盛り込まれているのでぜひ一度読んでみて欲しいなと思います。